特集 教えて!医師のためのビジネス・スキル
【組織マネジメント】
楽しく有意義な会議の作り方のコツ
武藤 真祐
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1医療法人社団鉄祐会
キーワード:
ラップアップ
,
統括
,
ゴール設定
,
構造化
,
具体化と抽象化
,
アイスブレイク
Keyword:
ラップアップ
,
統括
,
ゴール設定
,
構造化
,
具体化と抽象化
,
アイスブレイク
pp.1213-1215
発行日 2019年10月15日
Published Date 2019/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1429202301
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医師は、どれ程多くの時間を会議に使っているだろうか? 症例カンファレンス、○○委員会、□□会議など、出席しないといけない会議は多くある。また、最近では“1 on 1”という個人面談も増えてきた。これだけ会議に出ているのであれば、会議出席者として経験値も上がり、有意義な会議にできるはずである。しかし、実際には必ずしもそうではなかったりする。
私もたくさんの会議に出席し、ファシリテーションすることも増えてきた。過去には勤務医や経営コンサルタントとして、現在は医療機関や企業、NPOの理事長・経営者の立場として、また政府の審議会の委員として、さまざまな「会議」の場に居合わせている。振り返ると、会議が終わった後に「方向が見出せた、前進した、得るものがあった」と思える場合と、「何かモヤモヤしている、結論が見出せなかった、参加意義がわからない、多くの人の時間を無駄に費やした」と残念に感じる場合とがあった。これは読者の皆さんも同様ではないだろうか。
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