特集 小児の気道感染症-症状からどこまで原因を探れるか?
検査の進め方 有意義な微生物検査
諸角 美由紀
1
1慶應義塾大学 医学部感染症学教室
キーワード:
PCR法
,
気道感染
,
診断用試薬キット
,
微生物学的技法
,
MALD質量分析
,
分子診断技法
Keyword:
Spectrometry, Mass, Matrix-Assisted Laser Desorption-Ionization
,
Reagent Kits, Diagnostic
,
Respiratory Tract Infections
,
Polymerase Chain Reaction
,
Microbiological Techniques
,
Molecular Diagnostic Techniques
pp.251-255
発行日 2019年2月1日
Published Date 2019/2/1
DOI https://doi.org/10.24479/J00648.2019142796
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<Key Points>(1)AMR対策として、原因微生物を迅速に推定し適切な抗菌薬の使用が求められている。(2)急性呼吸器系感染症では、原発感染としてウイルス関与の割合が高く、細菌は続発感染の原因となる場合が多い。(3)臨床での診断を目的としたリアルタイムPCR法が開発され、世界では臨床応用され始めている。(4)LAMP法、VERIGENEシステム、FilmArray systemなど一部保険収載されている手法もある。
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