特集 —あなたのギモンに答えます!—循環器診療のハードルを下げるQ&A31
【慢性期外来 不整脈】
Q15 「ワルファリン」か「DOAC」か? DOACならば、どのDOACか?
奥山 裕司
1
1おくやまクリニック 内科・循環器内科
pp.281-282
発行日 2019年3月15日
Published Date 2019/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1429201948
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脳卒中予防と大出血の観点からは、70歳未満で腎機能が良好であれば、「ダビガトラン(300mg/日)」か「ワルファリン」のどちらかを選ぶ。ワルファリン療法は、高いTTR(後述)が保てるなら続ける。腎機能低下あるいは高齢者では、「アピキサバン」を選択する。どうしても1日2回内服ができない場合には、「エドキサバン」あるいは「ワルファリン」(こちらも高いTTRが保てるなら継続)を投与する1)。
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