特集 —あなたのギモンに答えます!—循環器診療のハードルを下げるQ&A31
【急性期外来】
—歩いてきたけど実は重症な心疾患を見逃さない—Q1 どんな疾患がある? 見分け方のポイントは?
名村 正伸
1
1心臓血管センター金沢循環器病院
pp.254-255
発行日 2019年3月15日
Published Date 2019/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1429201928
- 有料閲覧
- 文献概要
- 参考文献
一般外来においても救急外来においても、重症の患者が歩いてやってくる、いわゆる“ウォークイン”で受診してくることは、稀ならず(0.2〜0.7%程度)見受けられる。なかでも循環器疾患は、急変リスクが高く、生命に関わることも多いため、見逃すことのないよう常にその存在を念頭に置いておく必要がある。見逃しやすく、かつ頻度的に多いのは、❶急性冠症候群、❷急性大動脈症候群、❸急性肺血栓塞栓症の3疾患である。
Copyright © 2019, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.