三銃士共導法・1【新連載】
三銃士共導法
坂本 壮
1,2
,
髙橋 宏瑞
3
,
鎌田 一宏
4
1順天堂大学医学部附属練馬病院 救急・集中治療科
2西伊豆健育会病院 内科
3順天堂大学医学部総合診療科
4ミャンマー感染症研究拠点(新潟大学)
pp.102-103
発行日 2019年1月15日
Published Date 2019/1/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1429201871
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はじめに
みなさんは研修医の教育に悩みはあるでしょうか?「忙しい」、「時間がない」、「教えても結局1、2カ月経つと同じことの繰り返しで」などの理由から、臨床・研究と並んで教育の必要性はわかっていながらも、力を注ぐことができていない読者の方も多いのではないでしょうか?
われわれ救急・集中治療医の坂本、総合診療医の髙橋、新興再興感染症専門家の鎌田の3人は、卒後10年目前後の指導医であり、成長途中の身です。現場で研修医と共に学ぶ機会が多く、試行錯誤の連続であるわれわれの思いをみなさんと共有し、「指導はこうすべし」といった上から目線の提言ではなく、同じ目線で共に教育を考える機会になればと願い、本連載を開始します。
ダルタニャンが“三銃士”と共にいくつもの迫りくる困難を乗り越えたように、本連載が指導医としての悩みを打ち破る機会になれば幸いです。
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