こんなときオスラー|超訳『平静の心』・14
叡知を身につけるため、自分自身に“たゆまぬ監視の眼”を—「学究生活」の章より
徳田 安春
1
1臨床研修病院群プロジェクト群星沖縄
pp.284-287
発行日 2018年2月15日
Published Date 2018/2/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1429201373
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CASE 1
Aさんは、総合系医師をめざすシニアレジデントである。診断推論に興味があり、さまざまな本を買って読んだりしている。医学書を読み込むことによって、自分自身では医学的な知識が増えたという感触はあるものの、実際の診療場面での診断エラーがまだまだ多いと感じている。そのため、Aさんは日常診療で、どのように診断推論能力を高めていけばよいかについて悩んでいた。
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