オスラー博士の生涯・100
「学究生活」The Student Life(その2)
日野原 重明
1
,
仁木 久恵
1
Shigeaki Hinohara
1
,
Hisae Niki
1
1聖路加看護大学
pp.1970-1978
発行日 1981年11月10日
Published Date 1981/11/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402217416
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1905年4月14日に,ウィリアム・オスラー博士はオクスフォード大学着任を前に,カナダの母校のMcGill大学医学部を訪れ,北アメリカを去るに際しての告別講演を学生に残した.
前回はこの時の講演「学究生活」の前半を紹介した.その中で,オスラーは,同僚や教師との交わり,学究人の生活,習慣について述べた.
本号の後半では,前号に続いてオスラーの思想,学究生活の原点が述べられている.
Take therefore no thought for the morrow:for the morrow shall take thought for the thingsof itself.SERMON ON THE MOUNT.明日のことを思いわずらうな.明日のことは,明日自身が思いわずらうであろう.
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