I LOVE Urinalysis|シンプルだけどディープな尿検査の世界・3
あんな蛋白尿、こんな蛋白尿
上田 剛士
1
1洛和会ヘルスケアシステム 洛和会丸太町病院救急・総合診療科
pp.802-805
発行日 2017年6月15日
Published Date 2017/6/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1429200980
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Case
患者:49歳、男性。
現病歴:脊柱管狭窄症の術前検査にて血清Crが1.2mg/dLであり、総合診療科コンサルトとなった。
TP 6.6g/dL、Alb 4.7g/dL、Hb 14.6g/dLであり、グロブリン成分が少ないことが予測され、追加測定したグロブリン分画はIgG 506mg/dL、IgM 20mg/dL、IgA 49mg/dLといずれも低かった。
尿定性
比重 1.015
pH 7.5
蛋白 ±
糖 -
ケトン体 -
潜血 -
ウロビリノゲン 正常
ビリルビン -
白血球 -
亜硝酸塩 -
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