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特集 肝胆膵疾患に挑む―次世代へのメッセージ
各論
私にとっての超音波内視鏡下穿刺術(EUS-FNA)
My mini-story of endoscopic ultrasound fine needle aspiration (EUS-FNA)
山雄 健次
1
Kenji YAMAO
1
1愛知県がんセンター中央病院 消化器内科
1Department of gastroenterology, Aichi Cancer center Hospital
キーワード:
超音波内視鏡検査
,
EUS-FNA
,
超音波内視鏡下穿刺術
,
保険収載
Keyword:
超音波内視鏡検査
,
EUS-FNA
,
超音波内視鏡下穿刺術
,
保険収載
pp.610-615
発行日 2012年11月15日
Published Date 2012/11/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1428100644
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要旨
EUS-FNAの開発の歴史,本邦での普及や保険収載の経緯,筆者が今までに行ってきたEUS-FNAを通して若い先生方にお伝えしたいメッセージを記述した.本技術は世界に先駆けて日本で初めて開発・報告されたが,世界に比べなかなか普及しなかった,その原因を実体験を通じて紹介した.しかしながら,現在では保険収載が要因の1つともなって本邦においてもEUS-FNAは世界に肩を並べられる,あるいはそれ以上の広がりを見せている.公に認められた診療技術であるinterventional EUSの今後の発展に期待したい.
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