State of the Art
腹痛を契機に発見された膵SPNの1例
堤 英治
1
,
中原 和之
1
,
成田 礼
1
,
山之内 健伯
1
,
上田 城久朗
1
,
陣内 克紀
1
,
田村 文雄
1
,
清住 雄昭
1
,
松川 哲也
2
,
根岸 孝典
2
,
宮本 久督
2
,
廣田 昌彦
3
,
明石 隆吉
4
1熊本地域医療センター消化器内科
2熊本地域医療センター 院放射線科
3熊本地域医療センター 院外科
4熊本地域医療センター ヘルスケアセンター
pp.82-85
発行日 2011年1月15日
Published Date 2011/1/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1428100347
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
症例
患者 23歳,女性.
主訴 腹痛.
既往歴 特になし.
現病歴 腹痛,嘔吐出現のため,近医を受診した.腹部CT(computed tomography)にて,膵尾部に径7cmの腫瘤を指摘され,当院へ紹介され入院となる.
現症 腹部は平坦,軟.
血液生化学所見 末梢血液正常,T-Bil 0.5mg/dl,AST 16IU/l,ALT 13IU/l,ALP 203IU/l,γ-GTP 26IU/l,LDH 213IU/l,CRP 0.5mg/dl,CEA 1.5ng/ml,CA19-9 45.0U/ml.
Copyright © 2011, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.