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特集 画像で知る肝区域
超音波からみた肝区域の有用性と問題点
Usefullness and Problems of Hepatic Segments on Ultra Sonography
川崎 俊彦
1
,
工藤 正俊
1
Toshihiko KAWASAKI
1
,
Masatoshi KUDO
1
1近畿大学医学部消化器内科
1Department of Gastroenterology and Hepatology,Kinki University School of Medicine
キーワード:
肝区域
,
Couinaud分類
,
三次元解剖
,
腹部超音波検査
Keyword:
肝区域
,
Couinaud分類
,
三次元解剖
,
腹部超音波検査
pp.466-470
発行日 2001年7月15日
Published Date 2001/7/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1427900311
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現在わが国では門脈と肝静脈を基準とし肝を8区域に分けるCouinaud分類が最も一般的に用いられている.超音波を使う分類法としても,動脈・胆管を肝末梢部で同定することは困難であるため,末梢部でも同定が容易な門脈と肝静脈を基準とした区域分類法の有用性は高い.
超音波検査により肝区域を決定するためには,検査中に頭の中で立体的な三次元解剖を構築しながら診断を行う必要があり,正確な三次元解剖の知識が要求される.
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