Japanese
English
特集 画像で知る肝区域
序/画像で知る肝区域
Hepatic Segment in Clinical Imaging
二村 雄次
1
Yuji NIMURA
1
1名古屋大学大学院器官調節外科
1Division of Surgical Oncology, Nagoya University Graduate School of Medicine
キーワード:
肝区域
,
Couinaud分類
,
Healey分類
Keyword:
肝区域
,
Couinaud分類
,
Healey分類
pp.429-431
発行日 2001年7月15日
Published Date 2001/7/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1427900305
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
- サイト内被引用 Cited by
はじめに
肝区域の概念がわが国の臨床の現場に積極的に登場するようになったのは,1975年頃国立がんセンターの長谷川博先生がフランスのCouinaudの思想を肝臓外科に応用するようになってからであろう.
肝区域の外科解剖の研究は1950年代前半にフランス1,2)と米国3~5)で激しく争った形跡があるが,それらの研究の基礎をたどると,1888年に初めて主門脈裂を発表したHugo Rex6)の肝解剖の研究に至る.
Copyright © 2001, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.