私の意見
TAEの有効性に関する今後の対応
岡崎 正敏
1
1福岡大学医学部放射線医学
pp.869
発行日 1999年11月15日
Published Date 1999/11/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1427900125
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近年,TAEは切除不能肝細胞癌(HCC)の予後改善につながらないというrandomized controled trial成績が欧州から続々と出されている.本誌にもこれらの論文の紹介と意見が掲載された(工藤正俊1999:1:286~288,奥田邦夫同:441,松井修同:601~602).
そこで本稿では,TAEを積極的に施行してきた立場から,その有効性に関する反論,反省および今後の対応について述べてみたい.
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