技術講座 超音波内視鏡(ラジアル走査式)による膵・胆道領域の描出法
第2回 胃内から膵体尾部を描出する
真口 宏介
1
1手稲渓仁会病院消化器病センター
pp.894-898
発行日 2003年11月15日
Published Date 2003/11/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1427100402
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こんにちは,今回は超音波内視鏡による胃内からの膵体尾部の描出についてもう少し詳しく説明いたします.
・走査の実際―胃内からの観察
前回,胃内からの観察では,脾動・静脈,上腸間膜動脈,左腎,脾を指標(メルクマール)とすること,スコープを胃前庭部まで進め,そこから引き抜きながら走査することで図1(STEP 1)の画像が得られ,ここが標準的描出法のスタートであることを示しました.
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