Japanese
English
特集 膵・胆道周囲の腫瘤性病変―後腹膜を中心に
膵・胆道周囲の腫瘍性病変の病理
Pathologic Features of the Retroperitoneal Tumors
濱田 義浩
1
,
中山 吉福
1
,
岩崎 宏
1
Yoshihiro HAMADA
1
,
Yoshifuku NAKAYAMA
1
,
Hiroshi IWASAKI
1
1福岡大学病理学
1Department of Pathology,Fukuoka University,School of Medicine
キーワード:
後腹膜腫瘍
,
脂肪肉腫
,
GIST
,
外傷性神経腫
Keyword:
後腹膜腫瘍
,
脂肪肉腫
,
GIST
,
外傷性神経腫
pp.667-672
発行日 2006年11月15日
Published Date 2006/11/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1427100216
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主な後腹膜腫瘍,特に膵胆道疾患との鑑別が問題となる疾患について,病理学的特徴を述べた.本腫瘍群の特徴として,発生母地が単一ではないため,多彩な組織像を呈すること,悪性腫瘍の頻度が高いことなどが指摘された.後腹膜に発生した悪性腫瘍では,周囲に重要臓器が多く,十分な切除が困難な場合が少なくない.
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