特集 神経病理最前線
扉
pp.323
発行日 2024年4月1日
Published Date 2024/4/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1416202608
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昨今,神経病理剖検例が全国的に減少している。COVID-19パンデミックの影響もさることながら,何より神経病理を志向する若い研究者の減少が大きな原因の1つであろうと考えられる。しかし,確実な診断,病態の解明という面で神経病理の果たす役割は何ら変わっていないものと思われる。本特集は,神経病理の現在地を総括するとともに,未来への展望を俯瞰するという趣旨で企画した。鼎談では神経病理学を取り巻く現状と課題を踏まえ,今後のあるべき姿を議論した。各論文では神経病理領域におけるホットトピックスを多数の豊富なカラー写真とともに解説している。本特集を通じて,神経病理の世界をより身近に感じていただくことを願ってやまない。
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