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書評 ブランドと脳のパズル—脳科学をマーケティングにどう活かすか
的場 匡亮
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1昭和大学大学院 保健医療学研究科
pp.488
発行日 2017年4月1日
Published Date 2017/4/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1416200768
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本書が対象としているのは,消費者の脳です。マーケティングとは,人びとが価値を感じるものを生み出し,伝達し,届けていくための活動のことで,近年,神経科学を基盤とした手法(EEG,MEG,fMRIなど)を活用することにより,消費者やその行動を理解しようという試みが活発に行われるようになりました。
これをニューロマーケティングと呼んでいて,本書はこの分野の基本的な考え方から今後の展望まで丁寧かつ冷静に論じています。
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