学会印象記
第19回European Stroke Conference(ESC) 2010(2010年5月25~28日)
石橋 哲
1
1東京医科歯科大学脳神経病態学(神経内科)
pp.86-87
発行日 2011年1月1日
Published Date 2011/1/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1416100822
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2010年5月25~28日まで,スペインのバルセロナで開催された欧州脳卒中学会(ESC:European Stroke Conference)に参加してきました。
脳卒中に関する学会では,米国脳卒中協会(ASA:American Stroke Association)が主催する国際脳卒中学会(ISC:International Stroke Conference)が最大で,私も何度か参加・発表した経験があります。一方で,欧州脳卒中機構(ESO:European Stroke Organization)が主催するESCも2010年度の演題数は1,300以上と大規模でした。今回初めてESCに参加しましたが,脳卒中に関するさまざまな話題を効率よく理解することができ,カジュアルな格好をした方も多く,肩肘張らずに勉強できるすばらしい雰囲気でした。ESCは,基礎研究と比べると,臨床研究の演題が圧倒的に多く,基礎研究発表を中心に行ってきた私は,新鮮な雰囲気を味わうことができました。
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