Japanese
English
神経画像アトラス
髄膜癌腫症における特異的な脳幹部髄内の層状MRI病変
Atypical Intramedullary Layer MRI Lesion in Patient with Carcinomatous Meningitis
星野 雄哉
1
,
小鷹 昌明
1
,
平田 幸一
1
Yuya Hoshino
1
,
Masaaki Odaka
1
,
Koichi Hirata
1
1獨協医科大学神経内科
1Department of Neurology, Dokkyo Medical University
pp.470-471
発行日 2008年4月1日
Published Date 2008/4/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1416100269
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症例 66歳,男性
主 訴 ふらつき歩行,物忘れ
現病歴 2004年3月(63歳)に肺腺癌と診断され,治療として経皮的マイクロ波凝固療法が選択された。2006年8月に再発したため,パラプラチンとドセタキセルとの併用化学療法を4コース行った。2007年1月からは,ゲフィチニブの内服を開始した。4月上旬より,食欲不振と物忘れ,ふらつき歩行が出現した。ふらつき歩行は徐々に進行し,6月には脚を開いて歩くようになった。まっすぐ歩けなくなり,日用品の置いてある場所がわからなくなってきたため6月下旬当院を紹介されてきた。
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