特集 Brush Up! CDE Caseで学ぶインクレチン
Ⅱ各論
インクレチン製剤にどう対応しているか―薬剤師の立場から
武市 佳己
1
1愛媛大学医学部附属病院 薬剤部
キーワード:
①DPP-4阻害薬
,
②GLP-1受容体作動薬
,
③スルホニル尿素薬(SU薬)
,
④2型糖尿病
Keyword:
①DPP-4阻害薬
,
②GLP-1受容体作動薬
,
③スルホニル尿素薬(SU薬)
,
④2型糖尿病
pp.281-283
発行日 2013年4月15日
Published Date 2013/4/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1415101501
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医療現場がどう変わったか
糖尿病治療中の入院患者においては検査や受診などで延食になった場合,血糖降下薬の服用や注射の実施については別途指示が必要になる.インクレチン製剤ではα-グルコシダーゼ阻害薬や速効型インスリン分泌促進薬などとは異なり,服用タイミングが厳密に問われることなく服用・注射できることがメリットとしてあげられる.各製薬会社が作成している「くすりのしおり」にある,飲み(注射し)忘れた場合(表1)に従って,服用や注射の実施の対応を考えることができる.
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