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特集 外来で糖尿病を治療する―治療困難な症例から学ぶ
外来での栄養指導の実際と注意点―デジタルカメラを栄養指導で活用する
Practical point of the nutrition guidance for outpatient:The way to use the digital camera for the nutrition guidance
高村 宏
1
1高村内科クリニック
キーワード:
エネルギー摂取量
,
患者教育
,
生活習慣
,
QOL
,
食事療法
Keyword:
エネルギー摂取量
,
患者教育
,
生活習慣
,
QOL
,
食事療法
pp.273-277
発行日 2003年5月15日
Published Date 2003/5/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1415100388
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Case
外来で治療したソフトドリンクケトーシスの1例
患者:37歳,男性,砕石業. 主訴:口渇,体重減少. 家族歴および既往歴:特記事項なし. 嗜好:コーラ1,500 mL+缶コーヒー2本+ビール大4本+ウィスキー5杯,タバコ40本
現病歴:昨年まで会社の検診でγGTP高値以外に異常の指摘なし.1カ月前から急に口渇,頻尿,体重減少(78→73.5 kg)があり同僚に勧められ来院.
身体所見:身長173.5 cm,体重75 kg,BMI 24.6
検査所見:空腹時血糖319 mg/dL,HbA1C 9.7%,尿ケトン(++),血算肝機能は正常.
抗GAD抗体(-),s-CPR 1.1 ng/mL,眼底に糖尿病変化(-).
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