研修医読本―臨床の秘伝・奥義を学ぶ・12
重症糖尿病性ケトアシドーシス治療は迅速に行うべきである
岡本 元純
1
1大津赤十字病院内科
pp.1062-1064
発行日 2000年12月15日
Published Date 2000/12/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1414903150
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教訓・鉄則
1)糖尿病患者が意識障害で搬入されたら, 多面的な検査と同時に,血糖値の迅速な 把握が重要です.
2)指示・処置は,その時のコメディカルの 忙しさや要求される処置に対する熟達度まで含めた周囲の状況を判断して,対応 可能な内容にすべきです.
3)検査や処置が指示どおりの時間になされなくても,すぐには不都合が起こらないように余裕のある指示をしましょう.
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