JIM臨床画像コレクション
ループス腸炎(血管炎)の早期診断は腹部エコーが有用 1
潮平 芳樹
1
1沖縄県立那覇病院内科
pp.340
発行日 1998年4月15日
Published Date 1998/4/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1414902443
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全身性エリテマトーデスでは腸管の血管炎による急性腹症を来すことがある.不用意な開腹や,治療が遅れると重症化するため,早期診断および早期治療は重要である.腸管の血管炎の診断には腹部エコーが有用で,また治療後の経過観察にも優れている.
症例は23歳,男性.発熱,下痢で入院し,その後血便を来した.下腹部に圧痛と反跳痛を認めた.
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