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特集 診療ガイドラインをガイドする
消化性潰瘍診療のガイドライン―Helicobacter pyloriを中心に
Peptic uleer and Helicobacter pylori
村上 元庸
1
1京都大学医学部成人老年病病態学
pp.398-400
発行日 1997年5月15日
Published Date 1997/5/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1414902149
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消化性潰瘍治療は,酸分泌抑制による治癒の促進と同時にH.Pylori感染とNSAIDsといった因子の除去が大切である.H.Pyloriの胃粘膜感染は慢性胃炎を来す.萎縮性胃炎,腸上皮化生,胃潰瘍,十二指腸潰瘍,MALTリンパ腫,胃癌といった疾患は,それぞれ発生頻度に違いはあるものの,H.Pyloriによる慢性胃炎の合併症,関連疾患であると考えられる.
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