東京慈恵会医科大学附属柏病院総合内科

施設の概要

　東京慈恵会医科大学附属柏病院は千葉県柏市にあります（人口約30万人，常磐線柏駅まで上野駅から30分）．全病床数は635床でそのうち総合内科の病床は165床です．医局員の数は50名で，さらに研修医が常時5～6名ローテートしています．

　当教室は，細分化・専門化してきている内科において，建学の精神である「病気を診ずして病人を診よ」を実践すべく，内科各分野にわたって広くかつ浅からぬ知識と臨床を修得し，全人的な医療を実践する目標で1991年1月1日に発足しました．ただ亜専門領域の専門を持つことを否定しているわけではなく，医局員各々が亜専門分野（サブスペシャリティ）を持っています．この点において現在全国各地で発足している総台診療部（科），北米でみられるGeneral Internal Medicine　（GIM）とは同一のものではなく，むしろ慈恵医大（柏病院）の内科のありかたを内外に知らしめるものであると言えます．