漢方診療室
無気力,易疲労感を訴える41歳,女性
三潴 忠道
1
1飯塚病院漢方診療科
pp.745-746
発行日 1996年8月15日
Published Date 1996/8/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1414901917
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■漢方的な病態(証)の診断にあたっては,常に陰・陽,虚・実が基本である.そのうえで,体内を巡る気・血・水の3要素の変調を考慮すると便利な場合がある.瘀血(血の変調)病態では,日本独特の腹診法が最終的な証(適応方剤)の決定に有用なことが多い.
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