総合外来
消化管出血を見逃さない(2)―ルーチン検査で出血源が発見できない場合
奥脇 治郎
1
1柳原病院内科
pp.458-459
発行日 1996年5月15日
Published Date 1996/5/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1414901831
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■吐血や下血の原因を調べる場合,まず問診で出血部位を推定して検査をすることが重要である.
■検査の盲点を意識しておくことが必要である.
■小腸出血はまれな病気であるが,反復する下血でなかなか診断がつかない例では小腸出血も念頭に置く.その際,下血の色調が重要な手がかりとなることがある.
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