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特集 治せるけが・うちみ・ねんざ
外傷の診療報酬請求の知識
Minimum Requirement of Medical Service Fee System on Trauma
平沢 渉
1
1社団法人地域医療振興協会石岡第一病院病院課
pp.253-256
発行日 1996年3月15日
Published Date 1996/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1414901777
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■「創傷処理=縫合」,「創傷処置=消毒」を理解する.
■原則的に,薬剤や材料など何かを使用し治療したら手技があるものと考えたほうがよい.前述の衛生材料が手技に含まれる点は,コストがかかっているということで,それに見合う手技料があるはずである.
また薬剤料などは無視できない点数であり,算定できるものはすべて行う.
■サービスと言って請求しないことは,労力と時間,薬剤料などを考えると医療機関にとっては損失であり,医師自らの評価を下げることになる.
■医師と事務の連携を密にとり,過小請求や過誤請求とならないように正しい請求を行う.
■診療終了後に,もう一度伝票,カルテを見直すことが請求漏れ防止の第一歩である.
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