請求もれ防止対策
診療報酬請求もれ対策のポイント(1)
別府 勇
1
Isamu BEPPU
1
1国家公務員等共済組合連合会虎の門病院医事課
pp.58-59
発行日 1985年1月1日
Published Date 1985/1/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541208498
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請求もれ……この言葉は金科玉条のごとく,われわれ医事課職員にとっては常に念頭にあり,われわれの永遠の課題ともいえる.
医療費の収入はとりもなおさず複雑な保険請求の過程を踏まなければ現金としての収入を得ることができない.それぞれの過程の内容は,逐次複雑化の傾向にある.すなわち,診療面の高度医療化に伴い複雑な器具,材料,薬品,器械・電子医用器具……などを駆使して,診療現場で診療が行われている.そして,これらの医療行為を入力(記載)することによって患者請求し,それがレセプトへと変換してゆく.そこでは,多種類の健康保険証や公費負担を使い分けてゆかねばならないのであって,これまた逐年複雑化の傾向にある.
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