研修病院ガイド
国民健康保険町立ゆきぐに大和総合病院
三瀬 順一
1
1自治医科大学地域医療学
pp.749
発行日 1995年8月15日
Published Date 1995/8/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1414901599
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筆者は,一般(総合)医/家族医になる研修の一環として卒後4年目の1992年9月から1年間,この病院の内科に勤務した.
当院は4病棟199床で,内科,和漢診療科,外科,整形外科,産婦人科,小児科の常勤医が17名おり,非常勤医師が7科を開設している.さらに循環器,糖尿病,リウマチ,痛風の外来があり,現在は透析も手がけている.当院は,農村検診センター,特別養護老人ホーム八色園(やいろえん)と一体に建っており,訪問看護ステーション制度の先駆け「ホームケアステーション」(保健婦,MSW),在宅介護支援センター(ホームヘルパー),病院のドック部門「健友館」とともに「大和医療福祉センター」を形成している.職員は専門職,非専門職を問わず,熱心で,自然発生的なカンファランスや連携業務が日常的に繰り返されている.医師のプライマリケア/家庭医療研修では医師以外から学ぶべきことも多いので,願ってもない研修環境といえよう.
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