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特集 在宅医療を成功させる
在宅医療のスキル
在宅での栄養のマネージメント―IVH(intravenous hyperalimentation)を中心に
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松末 智
1
1天理よろづ相談所病院腹部一般外科
pp.610-612
発行日 1995年7月15日
Published Date 1995/7/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1414901558
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■短腸症候群の高齢者症例
患者 78歳,男性.
経過 1985年7月,直腸の多発ポリープ(腺腫)に対して貫通式直腸切断術を施行.同年8月,絞扼性イレウスを起こし,広範囲小腸切除術を施行した.残存小腸は40cmとなり静脈栄養(IVH)を開始.1986年1月Broviacカテーテルを挿入,2月より在宅静脈栄養(home parenteralnutrition;HPN)のトレーニングを開始.8月よりカテーテル挿入部のdressing changeを患者本人で行うようになったが,1987年2月にカテーテル発熱を起こしカテーテル抜去,再挿入した.このため,この時よりdressing changeは看護婦(当院では専門のIVHナースを配属している)が行うようになった.1987年11月に退院しHPN開始となった.
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