総合外来 こどものみかた
便通異常児とmodus vivendi
川瀬 昌宏
1,2
1医療法人山中胃腸科病院小児科
2三重大学医学部
pp.66-67
発行日 1995年1月15日
Published Date 1995/1/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1414901403
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■便通異常児の生活様式には共通した乱れがみられる.排便習慣は,睡眠習慣・食事習慣と深くかかわっていると考えている.母親を中心とした各家庭独自の生活習慣の中から便通異常の原因と考えられる事項を抽出し,生理的排便機序か有効に働くように改善策を立て,母・子・医師間でそれらの実行を約束するという生活指導を行っている.それをmodus vivendi (モウダスビベンディ:生活様式に関する暫定的約束,J1)と呼んでいる.
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