Japanese
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特集 肥満の総合診療
治療
肥満に対する最新の薬物療法
Pharmacological Treatment of Obesity:Up to Date
井上 修二
1
1横浜市立大学第三内科
pp.1010-1011
発行日 1993年11月15日
Published Date 1993/11/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1414901009
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- Abstract 文献概要
■肥満の増加とともに,どのような肥満を病気と考えるべきかという問題意識が医療的にも社会的にも高まってきた.
■病的肥満,すなわち肥満症の診断には,肥満によって,①死亡率が高まる,②合併症(成人病)の確率が高まる,③日常の生活活動が阻害されるなどの基準が考えられる.
■1992年秋より,日本でも③の基準に該当すると考えられる肥満度+70%以上,もしくはbody mass indexが35以上の高度肥満患者にマジンドールが使用できるようになった.
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