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特集 一般医が知っておきたい先端医療
在宅ケア領域
在宅静脈栄養(HPN),在宅癌患者の鎮痛治療
Home Parenteral Nutrition Home Analgesic Therapy to Cancer Patients
川人 明
1
1柳原病院在宅医療部
pp.938-940
発行日 1993年10月15日
Published Date 1993/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1414900992
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■在宅医療には,高度技術の適用による入院医療の在宅適用→患者のQOL拡大と,要介護(寝たきり)在宅患者の訪問診療の2つの流れがあり,在宅進行癌患者治療がその接点となっている.
■在宅静脈栄養法は腸管機能不全患者の在宅療養を可能にしたが,悪性腫瘍患者での適応病態の拡大には倫理面からの検討も必要である.
■拮抗性鎮痛剤・麻薬の使用による在宅癌患者の鎮痛療法によって,癌患者の在宅療養期間は延長し,在宅死選択も広がる.
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