今月の主題 生体防御と感染症
免疫機能
インターフェロン
海老名 卓三郎
1
1東北大学医学部・細菌学
pp.1952-1954
発行日 1985年11月10日
Published Date 1985/11/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402220003
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インターフェロン(IFN)は当初抗ウイルス因子として発見されたが,その後の研究の進展に伴い,細胞増殖抑制作用や種々の免疫担当細胞に対する調節機能など,きわめて多彩な生物学的作用を示す物質であることがわかってきた.現在biological response modifier(BRM)の中で最も研究の進んだ薬剤の一つとして有用性が期待されている.
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