Japanese
English
特集 一般外来で精神症状を診る
アルコール依存症
Alcohol Dependence Syndrome
三船 英男
1
Hideo Mifune
1
1初石病院精神科
pp.770-772
発行日 1992年9月15日
Published Date 1992/9/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1414900562
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・成人男性患者の場合(最近では女性も),必ず酒量・飲酒歴を聴取すること.疑いを持つことが第一.
・成人病(高血圧症・肝障害・糖尿病・胃潰瘍・痛風など)や骨折・外傷の場合には,飲酒関連障害のことが多いので要注意.
・大量常習飲酒者やアルコール依存症者の場合には,離脱症状発生の予防処置を講じておく.
・「アルコール依存症」の診断(表1,→3)は,アルコール依存徴候(表2)の存在または既往にて確認すること.
・診察・治療に非協力的・拒否的であったり,問診上家人の話との間にギャップがあるほど疑わしいものである.
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