Japanese
English
特集 外来診療のcontroversies
心不全治療の第1選択薬―強心薬VS血管拡張薬
Management of Heart Failure : Inotropic Agents vs Vasodilators
平盛 勝彦
1
Katsuhiko Hiramori
1
1岩手医科大学第二内科
pp.582-583
発行日 1992年7月15日
Published Date 1992/7/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1414900493
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
・心不全の病態が複雑多岐にわたり,科学的理解がいまだに不十分であるため、心不全の有無とその重症度が画然とわかり、治療法が選択できるようにはなっていない.経験的な臨床上の行為が先行している.
・心不全一般について、第1選択薬は強心薬か血管拡張薬かというcontroversiesは成立しない.多様な病態ごとに第1選択薬が異なる.一定の病態についてのみ,いずれを選択すべきか論じうる.
Copyright © 1992, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.