特集 24 ―TWENTY FOUR― 戦う循環器当直医のための虎の巻
Ⅲ 急性心不全
1 急性心不全の初期治療を考える! 血管拡張薬・静注利尿薬・強心薬の使い方
門田 宗之
1
1徳島大学病院循環器内科
キーワード:
急性非代償性心不全(ADHF)
,
静注利尿薬
,
血管拡張薬
,
強心薬
,
再評価の反復
Keyword:
急性非代償性心不全(ADHF)
,
静注利尿薬
,
血管拡張薬
,
強心薬
,
再評価の反復
pp.96-100
発行日 2025年11月1日
Published Date 2025/11/1
DOI https://doi.org/10.18885/HV.0000002106
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
・急性心不全(acute decompensated heart failure:ADHF)は,時間との闘いである。
・日本循環器学会の「2025年改訂版心不全診療ガイドライン」においても初期24時間の対応が強調されており,病態の迅速な把握と適切な治療選択が入院後の転帰に直結する。
・現場では血圧変動・頻脈・低酸素・意識変容といった複数の徴候が同時多発することが多く,冷静な病態評価と早期介入が求められる。

Copyright © 2025, MEDICAL VIEW CO., LTD. All rights reserved.

