Japanese
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特集 外来診療のcontroversies
外来患者における診察の有用性
Value of the Physical Examination in Ambulatory Patients
福井 次矢
1
Tsuguya Fukui
1
1佐賀医科大学総合診療部
pp.573-574
発行日 1992年7月15日
Published Date 1992/7/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1414900487
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・エコー検査が臨床診断の向上に果たした役割の大きさは既に疑うことのできない事実であるが,機器に伴う特性―費用,大きさ,簡便性,安全性など―のため,すべての外来患者に行うことは不可能である.
・最近になって客観的な評価の行われている診察手技はたとえ感度と特異度が少々低くても,病歴や視診による所見に基づき対象疾患の事前確率を高めれば,その安全性,簡便性と相まって臨床上の有用性は十分高いはずである.
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