General Medicine 総合外来
慢性肝疾患患者とQOL
高見 茂人
1
Shigehito Takami
1
1柳原病院内科
pp.152-153
発行日 1992年2月15日
Published Date 1992/2/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1414900352
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慢性肝疾患を完治させ得る薬剤は,いまだわれわれ臨床家の手許にはなく,合併症対策に終始しているのが現代医療の現実である.こうした"限界"をわきまえる時,外来診療において,慢性肝疾患患者に対しては,そのQOLを尊重した「インフォームド・コンセント」が強調されねばならないだろう.
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