特集 見える!わかる!できる!プライマリ・ケア手技/処置
【基本検査手技】
ツベルクリン反応検査―正しい手技・記録方法について
高屋 俊樹
1
1さいたま赤十字病院総合臨床内科
キーワード:
ツベルクリン反応(ツ反)
,
手技
,
判定方法
Keyword:
ツベルクリン反応(ツ反)
,
手技
,
判定方法
pp.398-400
発行日 2014年5月15日
Published Date 2014/5/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1414103201
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ツベルクリン皮膚検査(tuberculin skin tests : TSTs,以下,ツ反)は,結核感染が疑われる際にツベルクリン蛋白(purified protein derivative : PPD)を皮内注射する検査である.本稿では一般的に用いられるMantoux法に基づいて記載する.日本では一般診断用の精製ツベルクリンには,1人用の0.25μgの他に1μg・5μgのバイアルがあるが,本稿では1人用について説明する.なお,一般診断用の他に強反応者用や確認診断用の組成もあるが,現在ではほとんど行われない.
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