私的小児科外来診療学入門[14]
感染性胃腸炎の治療(1)―抗菌薬
加藤 英治
1
1福井県済生会病院小児科
pp.706-711
発行日 2008年8月15日
Published Date 2008/8/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1414101494
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感染性胃腸炎は気道感染症に次いで多い感染症です.食生活の変化,腸管出血性大腸菌O157やSalmonella Enteritidisなど新たな病原体による感染症の増加,便中ウイルス抗原迅速検査の普及,経口補水療法の導入,欧米の学会勧告により見直しを迫られている食事療法など,感染性胃腸炎の診療は21世紀に入り大きく転換しています.感染性胃腸炎の治療を今回と次回で考えます.
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