特集 高齢社会の看取りのサイエンスとアート
高齢者の終末期ケアにおけるコミュニケーション
櫻井 隆
1
1さくらいクリニック
キーワード:
往生際
,
終末期
,
後期高齢者
,
死亡診断書
,
家庭医
Keyword:
往生際
,
終末期
,
後期高齢者
,
死亡診断書
,
家庭医
pp.646-647
発行日 2008年8月15日
Published Date 2008/8/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1414101478
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往生際の風景
「ながいきもつらいでっせ.先生もこの年になったらわかるやろけど,あちこち痛いし.いつまで生きとるんやろ,ぽっくり逝きたいわ」
もうすぐ98歳になるつるばあさんはちょっとつらそうにこう言った.
「かめは千年,つるは百年?ここまできたらあと2年がんばってよ」
とてもつるばあさんの年まで生きられないだろうな,そう思いながら.
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