総合外来
不明熱を呈し治療が遷延した子宮留膿腫の1例
竹内 暢
1
,
大野 茂樹
1
,
佐藤 暁幸
1
,
浅井 泰博
1
,
井上 陽介
1
1湯沢町保健医療センター 地域家庭診療部
pp.260-262
発行日 2008年3月15日
Published Date 2008/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1414101380
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当院は湯沢町(人口9,000人弱)にある唯一入院施設を有する診療機関で,外来,入院診療のみならず,訪問診療・看護,学校保健,予防接種など地域医療を実践し,多くのレジデント・医学生が研修に訪れている.湯沢町を含めた周辺地域の高齢化率は約30%と高く,近隣にも特別養護老人ホームがあるなど,高齢者の受診も比較的多いという背景がある.
今回高熱を主訴とし,肺炎,腎盂腎炎と診断し,入院加療中に,子宮留膿腫を併発した1例を経験したので,若干の考察を加え報告する.
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