Correspondence
現病歴を体系的に聴く方法―7つの「ど」
安東 満
1
,
藤沼 康樹
2
1財団法人 中国労働衛生協会
2日本生協連医療部会家庭医療学開発センター
pp.176
発行日 2008年2月15日
Published Date 2008/2/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1414101357
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特別な設備や予算のいらない問診ですが,その重要さはいうまでもありません.現代の医療においても,上手に問診をとることが正しい診断への第一歩です.みなさんは,どのように問診をしておられますか?
問診のなかでも,とくに現病歴の問診を有効に行う方法の1つとして有名な「OPQRST」があります.
①Onset…発症
②Palliating/Provoking Factors…緩和増悪因子
③Quality…質
④Region/Related Symptoms…部位/関連症状
⑤Severity…程度
⑥Temporal Characteristics…時間的特徴
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