となりの総合診療部[36]
自治医科大学附属さいたま医療センター総合診療科
菅原 斉
1
1自治医科大学附属さいたま医療センター総合診療科
pp.178-179
発行日 2008年2月15日
Published Date 2008/2/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1414101358
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自治医科大学附属さいたま医療センターは人口10万人当たりの医師数が129.4人(2004年)で全国最下位の埼玉県さいたま市にあります.2008年2月には救命救急医療と高度先進医療の拡充,周産期医療の新設のために新病棟(南館200床の増床)が竣工します.
総合診療科は,地域医療に従事する自治医科大学卒業生の生涯教育のための診療科として,1988年12月の創立時に開設されました.2004年2月からは,総合診療科としての独自の診療,教育体制をより強化するために,専用の病棟(17床)を独立させました.当センターは,開設当初からオーダーリングシステムを中心とした総合医療情報システムCOSMOSを擁し,PACS(Picture Archiving and Communication Systems)が整備されており,電子カルテの導入によって診療情報の共有がさらに容易になりました.また,カンファレンスや専門診療科へのマルチコンサルテーションのフリーアクセスが保障されており,総合医が活躍しやすい環境にあります.
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