Editorial
基本的臨床能力としての“教育する力”
伴 信太郎
1
1名古屋大学医学部附属病院総合診療部
pp.641
発行日 2004年8月1日
Published Date 2004/8/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1414100993
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最近,指導医養成講習会が盛んです.その際に注目されているのが教育技法です.この領域は,米国家庭医療学教師会(STFM)が熱心に普及活動を行っています1).この頃強く感じるのが,教育能力はすべての臨床医が身につけておくべき基本的臨床能力であるということです.筆者は,Stanford 大学のSkeff による“臨床教育の7 つのポイント”を“患者対応の7 つのポイント”と改変して,基本的臨床能力の1 つとして整理しています.
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