かかりつけ医のための家庭医療学・4
コミュニケーション能力―"癒しの力"を併せもつ必須の能力
箕輪 良行
1
1船橋市立医療センター救命救急センター
pp.359-364
発行日 2001年4月15日
Published Date 2001/4/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1414903239
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ポイント
1.どんなに優秀な医師でもコミュニケーション能力がないと力を発揮できない.
2.とくにプライマリケアを担当する家庭医にとってコミュニケーション能力は存在にかかわるほど重要である.
3.コミュニケーション能力の実体は外来での医療面接で体系化されている.
4.傾聴と共感などのコミュニケーション技法は患者にとって癒しの力となる.
5.ビデオなどの自己学習でコミュニケーション能力の訓練は可能である.
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