特集 ジェネラリストのキャリアパス “初期研修”から“後期研修”へ
【ジェネラリストのキャリアパス】
佐久総合病院―臨床の現場からジェネラリストをめざす
川尻 宏昭
1
1長野県厚生連佐久総合病院総合診療科
キーワード:
コアとなる臨床能力
,
ジェネラリストが活躍する3つの場
,
問題解決・対応能力
,
多様性に対する能力
,
省察的態度
Keyword:
コアとなる臨床能力
,
ジェネラリストが活躍する3つの場
,
問題解決・対応能力
,
多様性に対する能力
,
省察的態度
pp.548-551
発行日 2006年7月1日
Published Date 2006/7/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1414100374
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Question & Answer
Q:ジェネラリストをめざすうえで大切なことは何ですか?
A:①コアになる臨床能力を意識しながら研修すること,②さまざまな場を経験すること.
自分のこれまでの道のり=キャリアパスは,とくに計画性を持ったものではなく,臨床経験を積む中で求められることを修得しようとした結果だと感じている.ジェネラリストをめざそうとしている方の参考になるかは定かではないが,紹介させていただく.
私の研修ポイント 3つの場の経験
ジェネラリストが活躍する場は多く存在するが,主に3つの場(大病院,中小規模病院,診療所)に分けられる.私は,幸いこれまでその3つの場を経験でき,それこそが私のキャリアパスのポイントだと感じている.それぞれの場で経験したことは,以下のようである.
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