となりの総合診療部[11]
佐賀大学医学部附属病院総合診療部
pp.940-941
発行日 2005年11月1日
Published Date 2005/11/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1414100200
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全国に数多くある総合診療部の中で,国立大学病院に最初に設置されたのが佐賀大学医学部(当時は佐賀医科大学)の総合診療部です.佐賀医科大学は古川哲二初代学長のリーダーシップにより,地域に貢献する臨床医の育成を目指して1978年に設立されました.総合診療部は1986年4月,当時の文部省に認可されましたが,その歴史は1981年10月,大学病院開院と同時に総合外来が開設されたことにさかのぼります.
佐賀大学病院の総合外来は,設計上も病院正面玄関ロビー右手のわかりやすい位置にあります.「現代の赤ひげを育てる」という古川学長の理念を象徴する診療部門として,20余年にわたって本学の診療・教育に大きな役割を果たしてきました.
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